2005年
日本外国語専門学校
 
 
2006年
夏・冬 アラスカの宿泊施設でアルバイト
 
 
2007年
株式会社横浜ロイヤルパークホテル、現在は研修中で様々な部署でホテルの仕事を勉強中。
 
 
 
 
 
2006年の夏に3ヶ月、同じ年の冬に1ヶ月の2回、アラスカのチェナ温泉というところのホテルにアルバイトに行きました。そこは山奥で街まで車で1時間というすごい田舎でしたね。でも夏に行った時、すごく楽しかったのと、冬のアラスカも見てみたいと思い、2回も行ってしまいました(笑)。

 僕の仕事は皿洗いや部屋のハウスキーピングで、ピークの時はあまりに忙しくて、ここがアラスカだということを忘れそうになるほどでしたね。あと、世界中から色々な国の人が働きに来ているので、スタッフ同士で文化の違いや、考え方の違いに戸惑うこともありました。でも、ホテルは自称「アラスカのお父さん」という日本人の方が統括していて、そのおかげで、色々相談に乗ってもらったりして安心して働けました。休日にはオーロラを見に行ったり、犬ぞりをしたりして、仕事は大変でしたが、とてもいい思い出になりました。

 
 
 
僕は専門学校で、ワーク&トラベルの制度を知って海外でアルバイトすることになったんですが、アラスカに行く前に、現在の職場である横浜のロイヤルパークホテルに就職が決まっていたんです。もともと人と接する仕事をしたいと思っていて、サービスの中でも一流のサービスってなんだろうって考えた時に、やっぱりホテルだろうと思い、そこで僕も一流のサービスを学びたいと思い志望しました。

 内定をもらって、その夏にアラスカに行くことになったのですが、英語も勉強できるし、何よりホテルのことも勉強できる!と思って行ったんです。それまでホテルって外側からしか見たことがなくて、チェナ温泉が初めてスタッフとして働いたホテルなんです。今考えれば、同じホテルでもその規模やお客様の目的で大きくサービスが変わるんだと感じますね。

 アクティビティやオーロラ目当ての観光客が集まるチェナ温泉と、サービスや施設に期待して泊まりに来るお客様が多いロイヤルパークホテルではまったく違います。
もちろんそれぞれに良い所があって、例えばチェナ温泉は観光客にとってありがたい立地だったり、アットホームさだったり。ロイヤルパークホテルは施設やサービスの充実さだったり。
でもホテルの規模に関わらす、お客様に気持ち良く過ごしてもらうためには、スタッフのホスピタリティの精神が一番大事なことだと僕は思います。

 
 
 
将来は、英語ももっと勉強して、海外で働いてみたいと思っているんです。就職活動の時、海外で働きたいって先生に相談したら、日本で何年か経験を積んでから行った方がいいと言われました。確かに日本のホテルはとてもホスピタリティが充実していると思います。なので、今は日本でホスピタリティをしっかり学んで、世界に通用するホテルマンになりたいですね。文化や環境の違いを超えて、お客様に満足していただけるサービスを追求していきたいと思います。

 そして職業はなんですか?て聞かれた時に「ホテル業です」じゃなくて「ホスピタリティ産業」ですって言える人になりたいですね。