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- 業界研究&企業研究の仕方(5)


自己分析がある程度進むと、「自分のやりたいことが実現できるのは、どんな業界でどんな企業なのか?」という段階に進みます。
こんな仕事がしたい、という方向性が見つかっても業界や企業のことを知らないと、前へ進みません。
自己分析した自分と志望動機が合致している企業にぶつかると、違和感なく話が前へ進み、途端に視界が広がるのを感じます。
内定は、自分と相手の理解が大前提です。その相手の理解のために業界・企業研究は必要なのです。

株屋さんが持つような、分厚い辞書のような本もありますが、活動のスピードが落ちます。簡易化された読みやすい業界地図、ビジネス
書を使ってまずは業界の近年の動きや将来性、企業のポジショニングなどを大枠だけ把握すれば充分です。
興味が持てたり、自己分析をした自分との親和性の高そうな業界が分かったところで、業界内にどんな企業があるか調べましょう。
企業理念、事業概要、ポジション、収益性、規模、商品・サービスをいろいろな観点から意識し始めると企業が見えてきます。ここまで
は本レベルで大丈夫です。
また、最近は、企業のホームページも充実してきているので、経営理念や組織図なんかをよく見るとオフィシャルな企業が見えます。
ぶっちゃけの社内については、実際にOBOG訪問をする、人事に紹介してもらうなどしてみるのも手です。あなたが思っている以上のそ
のアプローチは断られにくいものです。ぜひ、挑戦してみてください。
ワールドキャリアのサポートセンターでも、OBOGとの訪問相談には乗っていますので、遠慮なく聞いてください。