留学生に期待しているコト
(100以上のいただいたコメントを仕分けし、3つにまとめました)

●アウエー(異文化)な環境での適応力
●自ら目標を設定し、自己責任で進化・行動を起こす決断力と実行力
●語学力(TOEIC800以上、HSE8級以上)



採用の決め手は「再現性」です。要するに今までやってきたことから将来企業内でどう活躍しているかをイメージできるかを面接の際には見ています。
たとえばそれは、商品の説明にお客様のところに行った際、若いのに元気がなかったり、挨拶ができないと自社のイメージが悪くなります。
よって、当然そういう人材は採用するわけにはいかないので、面接は通りません。それを踏まえた上で、簡潔にポイントを抜粋すると

⇒ 採用される人
■広く浅くではなく、1つのことに没頭し、何かを感じたり、得たりしたしたことを、あらゆる場面で応用的に使いこなせる可能性を感じさせる。
■日本のマナーがしっかりしている。
■最後まで諦めずに物事に取り組むスタンスを感じさせる。
■意欲や熱意を伝えられる人。
■相手の話を良く聞き、目を見て自分の言葉で会話ができる。

⇒採用されない人
■挨拶がきちんとできない
■元気がない。
■目を見て会話をしない。
■話の結論がわからない、自分の話だけしている、話を聞かない。
■質問と違った回答が帰ってくる。
■話の一貫性がない。
■頭でっかち。
■言い訳が多い。
■言動が一致していない。
■志望動機や意欲があいまい。
1回の面接時間は長くても30分から1時間。当然集団面接(学生複数)もあれば、ディスカッション形式もあります。
この中で人物の深く理解することは、採用のプロでも難しいのが現状です。
当然ながら書類選考、適性検査(SPIなど)を通過することは必須条件ですが、採用評価のポイントは意外にも面接時の表面的な部分が多いのです。
 
 

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